2009年12月5日土曜日

サドルの高さの重要性

お久しぶりでございます。



らくだ改めジャクソンでお願いいたします。
本日、私の部下から”アップの速度が遅い!!”と怒られてしまいました・・・。
とは言ってもCPに慣れておらず、文字の入力速度も遅いので・・・


”しゃーない!!”


って事でご勘弁を。


前回の話の続きの追加があったのを忘れたので・・・・。
ちなみにサドルの高さを紹介しておきます。

サドルの高さ制限→右の写真を参照












身長183cmの人が使用した場合→目盛りが1のところで使用










身長170cmの人が使用した場合→目盛りが3.5のところで使用














これはMAXラインと比較すると明らかに183cmの方が制限値に近く、170cmの方が制限値より遠くゆとりがあることがわかります。

だから???と思う方も多いと思います。
それは・・・・サドルの高さを調整すれば、ある程度の身長でも乗れるじゃない!!
えぇ、それは間違いではありません。
しかしそれはあくまでも許容範囲内で使用することが前提となっております。
??では、いまの183cmの人のサドルの高さはどうなの??許容範囲に入っているじゃない!!
恐らくそういう疑問があると思いますので、それにお答えさせていただきます。
では右上の写真を見てください。
これは誰も乗車していない状態のバイクです。
ここで注目して欲しい線は ”緑” で、この線は自転車の中心です。
この緑の線上でサドルに座れば重力は真下にかかるので、大きな問題はありません。
次に注目して欲しい線は ”ピンク” で、これはサドルを上げ下げした時の稼動位置です。
このラインに注目すると、サドルを上げると重心が後ろに動くのが雰囲気で感じとることが出来ますね。
次に水色の矢印を確認して下さい。
この矢印は人がサドルに腰を掛けた時に掛かる力です。
これはサドルを上げれば上げる程、シートポスト(ピンクの線上のサドルを支えてる黒いパイプ部分)に負担が掛かってきてる事が確認とれます。
しかもシートポストは無限に上げられる訳ではないので、上げれば上げる程、支えの為に入っている部分が浅くなり折れやすくなります。
結果、上記の条件があるので闇雲にサドルを上げる事は危険ですという事を頭の片隅にでも入れておいてください。